AWS認定の中で最も入門にあたるのは、Foundationalレベルの2つの試験です。公式の一覧では、Foundationalは「AWS Certified Cloud Practitioner」と「AWS Certified AI Practitioner」の2つです。この記事では、この2つを公式の対象者・推奨経験・試験形式・試験料で比べ、どちらから始めるかを選べるようにします。
「一番簡単」かどうかは、公式が順位を付けているわけではありません。ここでは公式が示す条件の違いだけを並べます。
Foundationalレベルの2試験を比べる
| 項目 | Cloud Practitioner | AI Practitioner |
|---|---|---|
| 公式の説明 | AWSクラウドサービスとクラウドコンピューティングの基礎知識を示す | AI、ML、生成AIの概念に関する基礎知識をAWSで示す |
| 対象者 | クラウドを初めて使う、IT関連の経歴を持たない受験者向け | AWSでAI/MLを検討しているすべての人(クラウド、開発、データ、IT、AI/ML、基幹業務の担当者など) |
| 推奨経験 | AWSクラウドの利用が6か月以下の人が想定。実務経験は必須ではない | AWSのAI/MLテクノロジーに精通し、AI/MLソリューションを利用しているが、必ずしも構築はしていない人が理想 |
| 試験時間 | 90分 | 90分 |
| 問題数 | 65問 | 65問 |
| 試験料 | 100 USD | 100 USD |
| 受験方法 | ピアソンVUEのテストセンター、またはオンライン監督付き試験 | ピアソンVUEのテストセンター、またはオンライン監督付き試験 |
日本円では、AWSの試験ポリシーのページにBusiness・Foundationalは15,000円と書かれています。この料金は少なくとも年1回5月に更新され、為替相場はより頻繁に更新される場合があり、税が適用される場合もあるとされています。(2026年10月22日確認)
試験時間・問題数・試験料は2つとも同じです。違いは、何を問う試験かと、公式が想定する受験者像にあります。
どちらから始めるか
- IT経験がない、クラウドが初めて:公式がそのような受験者向けに設計したと書いているのはCloud Practitionerです。AWSの基礎から学び、最初のAWS認定を目指す人はこちらが対象に当たります。
- AIや生成AIの基礎をAWSで示したい:AI Practitionerが対象です。公式ページは、IT・AWSの経験が浅い人にはまず「AWS Cloud Practitioner Essentials」か「AWS Technical Essentials」から始めることを勧めています。
- Cloud Practitionerや上位レベルの認定を持っている:AI Practitionerのページでは、基礎コースを省いて無料のAI基礎トレーニングから始められると案内されています。
Cloud Practitionerの出題範囲や難しさは、AWS CLF 難易度の記事で整理しています。学習の進め方はクラウドプラクティショナー 勉強方法の記事、無料の公式教材はAWS 勉強サイト 無料の記事を参照してください。
最初の1つを取ったあとの受験料
AWS認定を1つ取得すると、ほかのAWS認定試験が50%割引になる特典があります。詳しい条件はAWS 試験 割引の記事にまとめました。
最新情報の確認先
試験の内容・料金・言語は改定されることがあります。受験前に、公式のCloud PractitionerのページとAI Practitionerのページで確認してください。
