AWS SAP 難易度|SAAとの違いを公式の推奨経験・試験形式で比較

SAPの難易度|SAAとの違いを試験形式で比較 AWS資格・クラウド学習

AWS SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル)の難易度について、AWSは「難しい」「簡単」といった評価を公表していません。公式が示しているのは、推奨される経験、試験形式、合格スコアです。この記事では、その数字をSAA(アソシエイト)と並べて、違いを確かめます。

なお、SAPは試験が切り替わる時期にあります。現行のSAP-C02の最終受験日は2026年11月17日、更新版のSAP-C03の受験登録は2026年10月27日からです。

SAPの試験の条件(SAP-C02)

  • 試験時間:180分
  • 問題数:75問(採点対象65問、採点対象外10問)。択一選択と複数選択
  • 合格スコア:100〜1,000のスケールスコアで750
  • 試験料:300 USD。円建ての料金表ではProfessionalが40,000円
  • 推奨経験:AWSのサービスを使ったクラウドソリューションの設計・実装経験が2年以上
  • 有効期間:3年間
  • 前提資格:公式ページに記載なし

(2026年10月22日確認)採点は、各分野で合格点を取る必要はなく、試験全体で合格スコアに達すれば合格になる方式(compensatory scoring model)と、試験ガイドに書かれています。

SAAとの違いを公式の数字で比べる

SAA(SAA-C03) SAP(SAP-C02)
レベル Associate Professional
推奨経験 クラウドソリューション設計の実務経験が1年以上 設計・実装の経験が2年以上
試験時間 130分 180分
問題数 65問(採点対象50問、対象外15問) 75問(採点対象65問、対象外10問)
合格スコア 720 750
試験料 150 USD 300 USD

1問あたりの単純な持ち時間は、SAAが2分、SAPが2.4分です。時間は長くなりますが、問題数も増えるため、通しで解く集中力が求められる試験だと数字から読み取れます。

試験ガイドから見る範囲の違い

SAAの4分野は、セキュアな設計(30%)、弾力性(26%)、高パフォーマンス(24%)、コスト最適化(20%)です。SAPの4分野は次のとおりです。

分野 配点
組織の複雑さに対応するソリューションの設計 26%
新しいソリューションの設計 29%
既存ソリューションの継続的な改善 25%
ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速 20%

SAP-C02の試験ガイドは、受験者像を、複雑な組織の中で複数のアプリケーションやプロジェクトにまたがる設計について専門的な助言ができる人、と説明しています。SAAが個々のソリューションの設計を問うのに対し、SAPは組織全体や移行といった、より大きな単位の判断が範囲に入っています。

C03への切り替えで気をつけること

  • SAP-C03の受験登録は2026年10月27日から。
  • 公式ページには、C03の試験ガイドの公開日、C03専用の問題数や料金の記載が見当たりませんでした。上で挙げた数字はC02のものです。
  • C03の問題数・合格スコア・配点は、公式の試験ガイドが出てから確認してください。

どちらを受けるかで準備が変わります。進め方はAWS SAP 勉強方法に、教材の選び方はAWS SAP 問題集・参考書の選び方にまとめています。SAAの側はAWS SAA 難易度、全体の位置づけはAWS 資格の難易度とレベル区分を見てください。

公式の認定ページはAWS Certified Solutions Architect – Professionalです。