個人事業主や中小企業が店舗に導入しやすい決済サービス6つ(Square・Airペイ・PayCAS Mobile・スマレジ PAYGATE・USEN PAY・funfo)を、公式ページに載っている手数料・月額費用・端末費用で並べました。
手数料は「条件を満たしたときの料率」で案内されているサービスが多く、一律の数字では比べられません。この記事では条件も一緒に書いています。
月額0円で始めたい人はSquareとAirペイ、売上規模が小さい事業者向けの低い料率を狙うならPAYGATEやPayCAS Mobile、といった見方ができます。
比較表:料金と手数料
クレジットカード(対面)の手数料を中心に、公式ページの記載をまとめました。「条件あり」は、下の各サービスの説明を読んでから判断してください。
| サービス | クレジットカード手数料 | 月額費用 | 端末費用 |
|---|---|---|---|
| Square | 2.5%(条件あり) | 0円(フリープラン) | リーダー4,980円〜 |
| Airペイ | 3.24%(ディスカウントプログラム適用で2.48%、条件あり) | 0円 | カードリーダー無償貸与(iPad/iPhoneは自分で用意) |
| PayCAS Mobile | カード2.20%〜(条件あり) | 1,980円〜(税別) | 0円(PayPayからの申込み限定) |
| スマレジ PAYGATE | 1.98%〜(条件あり) | 3,300円 | 39,600円(税込) |
| USEN PAY | Visa/Mastercard 2.99%、その他ブランド3.24%(消費税別) | 0〜3,980円(月の決済額で変わる、税別) | USEN PAYは0円/台 |
| funfo | モバイル決済で3.35〜3.95% | 0円〜(プランによる) | iPadが必要 |
(2026年10月22日確認)
Square
Squareは、月額0円のフリープランで使えます。対面のカード決済は2.5%で、公式ページでは年間のキャッシュレス売上が3,000万円未満の事業者が主要ブランドを対面で使う場合の料率とされています。それ以外は3.25%〜またはカスタム料率です。オンライン決済は3.6%、カード番号の手入力など非対面は3.75%です。
- カードリーダー(第2世代):4,980円
- Square ターミナル(レシート印刷まで1台で行える端末):39,980円
- 振込手数料はSquareが負担。みずほ銀行・三井住友銀行は翌営業日、それ以外は毎週金曜
- 対応:クレジットカード(Visa・Mastercard・American Express・JCB・Diners Club・Discover・UnionPay)、QRコード、電子マネー
詳しくは Squareとは と Squareの手数料・費用 にまとめています。公式サイトは Square公式 です。
Airペイ
Airペイは初期費用・月額費用・振込手数料が0円です(ゆうちょ銀行は利用できません)。カードリーダーは無償貸与で、iPadまたはiPhoneは自分で用意します。
- クレジットカード・電子マネーの決済手数料:3.24%(公式ページの表記)
- ディスカウントプログラム:対象の国際ブランド(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover)が3.24%から2.48%に下がる。適用には条件がある
- 審査:通常3日程度
- 対応決済ブランド:92種(クレジット・電子マネー・交通系・QRコード・ポイントを含む)
公式ページでは交通系電子マネーなどの税込・税抜の表記が一部そろっていません。申込み前に公式の手数料ページで確かめてください。Airペイ公式サイトへ
PayCAS Mobile
PayCAS Mobileは、通信費込みの月額1,980円〜(税別)で使うマルチ決済端末です。PayPayからの申込みに限り端末費用は0円とされています。電子マネーを使う場合は月額が1台あたり1,020円加わります。
- 手数料:PayPay 1.98%、カード2.20%〜、他のQRコード決済2.95%〜、電子マネー2.95%〜
- PayPayとカードの料率は、中小事業者応援プログラムの適用と、PayPayマイストア ライトプラン「あんしんプラス」(月額1,980円/店舗)への加入が条件
- 審査と端末の発送まで約2週間。申込みに営業許可証が必要
- 対応:30種類以上の決済ブランド
(上記は公式ページの記載で、金額はすべて税別です)
料金の詳細は PayCAS Mobileの手数料・月額、申込みの流れは 導入手順 にあります。
スマレジ PAYGATE
PAYGATEはスマレジの決済端末です。初期費用は0円、月額3,300円、端末は39,600円(税込)です。公式ページでは「端末0円」の案内もあり、数量限定とされています。
- クレジットカード:1.98%〜(中小事業者向けの条件あり)
- 電子マネー:3.24%、QRコード決済:2.00%〜
- 入金:カード・電子マネーは月2回、QRコードは月末締め翌月末払い
- 美容室や学習塾など継続的なサービス提供の業種、プリペイド券の販売には利用できない
1.98%〜の条件は、Visa/Mastercardの年間売上が2,500万円以下であること、中小企業庁の中小企業の定義に当てはまること、対象外の業種(宿泊・レンタカー・運送・旅行代理店・百貨店・たばこ販売・不動産など)でないこと、上場企業グループ等でないこと、新規にカード決済を導入することです。公式ページはこの条件が予告なく変わることがあるとしています。
詳しくは PAYGATEとは と スマレジの料金プラン を参照してください。
USEN PAY
USEN PAY(オールインワン端末)の決済手数料は、Visa/Mastercardが2.99%、その他のカードブランドが3.24%です(消費税別)。電子マネーは交通系・QUICPayが3.24%、その他が3.74%、コード決済はAlipay+・WeChat Payが3.0%、その他が3.24%です。
- 月額利用料:月のカード・電子マネー・コード決済の合計が50万円以上なら0円、10万円以上50万円未満で1,980円、10万円未満で3,980円(いずれも税別。導入月と翌々月までは無料)
- 端末:USEN PAYは0円/台。iOS端末は自分で用意、USENのAndroid端末は他のUSEN契約があれば無料、なければ22,000円(税別)
- 入金手数料:みずほ銀行・ドコモSMTBネット銀行宛は無料、それ以外は180円(税別)
カードリーダー型のUSEN PAY ENTRYは手数料が3.24%で、初期費用20,000円です。USEN PAY公式サイトへ
funfo
funfoは飲食店向けのPOSレジとモバイルオーダーのアプリです。公式ページの月額は、Freeが0円、Lite AIが6,930円(3台まで)、Business AIが11,880円(10台まで)、One AIが17,820円(15台まで)で、年額一括払いの場合の月額換算です。税込・税抜の表記はページにありません。
- モバイル決済には、月額とは別に3.35〜3.95%の手数料がかかる
- 対応端末はiPad(iPad専用アプリ)
- 決済はSquare・stera pack・PayCASと連携
公式ページには、2026年10月1日からプランと価格を改定する予定との記載がありますが、改定後の内容は載っていません。申込み前に最新の料金表を確認してください。
機能は funfoとは を参照してください。
選ぶときの見方
- 月額を払いたくない:SquareとAirペイは月額0円です。Squareは端末4,980円、Airペイは端末の貸与です
- 売上規模が小さい事業者向けの料率を使いたい:PAYGATEやPayCAS Mobileは条件を満たす必要があるので、条件の確認が先です
- USENのサービスを使っている:窓口をまとめられるかは、USENに確認してください
- 飲食店でモバイルオーダーも使いたい:funfoが候補になります
選び方の基準は 決済サービスの選び方、飲食店の場合は 飲食店のキャッシュレス導入ガイド が参考になります。
