飲食店のキャッシュレス導入|費用・手順・サービス比較

飲食店のキャッシュレス導入|費用・手順・サービス比較 キャッシュレス決済 基礎・比較

飲食店のキャッシュレス導入では、費用は「端末」「月額」「決済手数料」の3つで決まります。この記事では、飲食店が候補にしやすいSquare・Airペイ・スマレジ PAYGATE・USEN PAY・PayCAS Mobile・funfoについて、公式ページに載っている料金と特徴を並べます。

モバイルオーダーも一緒に使いたいならfunfo、月額0円で始めたいならSquareやAirペイ、といった見方ができます。なお、スマレジ PAYGATEは継続的なサービス提供の業種などが対象外で、飲食店は対象外業種に挙がっていません。

費用は3つに分けて見る

サービス 月額 端末 カード手数料
Square 0円 リーダー4,980円、ターミナル39,980円、スタンド29,980円 2.5%(条件あり)
Airペイ 0円 無償貸与(iPad/iPhoneは自分で用意) 3.24%(ディスカウントプログラム適用で2.48%、条件あり)
スマレジ PAYGATE 3,300円 39,600円(税込) 1.98%〜(条件あり)
USEN PAY 0〜3,980円(税別) 0円/台 Visa/Mastercard 2.99%、他3.24%(消費税別)
PayCAS Mobile 1,980円〜(税別) 0円(PayPayからの申込み限定) 2.20%〜(条件あり)
funfo 0円〜(プランによる) iPadが必要 モバイル決済で3.35〜3.95%

(2026年10月22日確認)

「条件あり」の中身は、キャッシュレス決済サービス比較まとめ に書きました。月の売上が100万円でカード手数料が2.5%なら、手数料は25,000円です。端末と月額に加えて、この率の差が毎月の費用に出ます。

サービスごとの飲食店向けポイント

funfo:モバイルオーダーと一体

funfoは飲食店向けのPOSレジとモバイルオーダーのアプリです。お客さんはアプリをインストールせず、QRコードを読み取るだけで注文できます。公式ページには、動画メニュー、Googleクチコミ・SNS投稿の案内、来店時のLINE友だち登録、クーポン・アンケートの自動配信、多言語の自動翻訳(インバウンド向け)が載っています。

月額はFreeが0円、Lite AIが6,930円(3台まで)、Business AIが11,880円(10台まで)、One AIが17,820円(15台まで)で、年額一括払いの場合の月額換算です。公式ページには2026年10月1日からプラン・価格を改定する予定との記載があり、改定後の内容は載っていません。決済はSquare・stera pack・PayCASと連携します。

PRfunfoの公式案内へ

機能は funfoのモバイルオーダー、費用は funfo費用 を参照してください。

Square:月額0円で始める

Squareの端末には、決済から印刷まで1台のターミナル(39,980円)、客席での注文・支払いに向くハンディ(44,980円、バーコードスキャナー内蔵)、iPadをPOSレジやセルフオーダー端末にするスタンド(29,980円)があります。初期費用と月額は0円です。Square公式 / 業種別活用ガイド

Airペイ:端末は貸与

Airペイは初期費用・月額費用・振込手数料が0円で、カードリーダーは無償貸与です。審査は通常3日程度、対応ブランドは92種です。Airペイ公式サイトへ

スマレジ PAYGATE:POSと組み合わせる

カード1.98%〜(中小事業者向けの条件あり)、電子マネー3.24%、QRコード2.00%〜です。入金はカードと電子マネーが月2回です。

PRスマレジの公式案内へ

USEN PAY:インバウンド向けの決済も料率が公式に載る

Alipay+・WeChat Payは3.0%、そのほかのコード決済は3.24%です(消費税別)。月の決済額が50万円以上なら月額0円、10万円以上50万円未満で1,980円、10万円未満で3,980円(税別)です。USEN PAY公式サイトへ

PayCAS Mobile:持ち運べる専用端末

月額1,980円〜(通信費含む)で、PayPay 1.98%、カード2.20%〜、他のQRコード・電子マネー2.95%〜です。PayPayとカードの料率は、中小事業者応援プログラムの適用とあんしんプラス(月額1,980円/店舗)への加入が条件です。審査と端末発送まで約2週間かかります。PRPayCAS Mobileの公式案内へ

導入の手順

  1. 対応したい決済手段を決める:ランチの通勤客なら交通系IC、若い層ならQRコード、観光客ならAlipay+・WeChat Payなど。決済の種類は キャッシュレス決済の種類 に整理しています
  2. POSと決済の構成を決める:一体型にするか、決済端末だけで始めるか(POSレジと決済端末の違い)
  3. 申込みと審査:Airペイは通常3日程度、PayCAS Mobileは約2週間と公式に書かれています。ほかは期間が確認できなかったため、オープン日から逆算して早めに問い合わせます
  4. 設置とテスト決済:実際にカード・QRコード・交通系ICで決済し、売上が管理画面に反映されるかを確かめます

まとめ

  • モバイルオーダーも使いたい:funfo
  • 月額0円で始めたい:SquareまたはAirペイ
  • POSを使いたい:スマレジ+PAYGATE、またはSquare
  • インバウンドのコード決済:USEN PAYはAlipay+・WeChat Payの料率を公式に載せています

選ぶときの確認点は 決済サービスの選び方 を参照してください。